金環日食の日が近づいてきました。5月21日、来週の月曜日です!!
以前の投稿でも書かせていただきましたが、準備は万端でしょうか??
(以前の投稿:金環日食の観察準備をそろそろ始めましょう)
“興味ない”って言う人もいらっしゃるかもしれないですが、私は結構好きだったりします。
この記事の目次です♪
当日の天気は大丈夫なのか・・・
うちは、だいぶ前に日食メガネ等を買って準備はしておいたのですが、近づくについて心配になってきたのは、やっぱり「天気」です。
日食当日の全国のお天気分布図
少し前から、日本気象協会 tenki.jpでも、日食当日の天気の予報が毎日更新されています。この天気予報を見ると、全国の日食当日の天気がマップ上に分布図として載ってますから、「日食当日、絶対に晴れそうな地域」が分りやすいですね。
職業で日食を絶対観測しなくてはならないという人や、会社休んででも日食を見に出かけるという人は、いろいろと情報を集めて、“絶対に晴れそうな地域”に向かって移動するのでしょうね。
普通の日常生活送ってる人にはムリですが。
私も毎日のように天気予報をチェックしてますが、今のところ、私の住んでいる福岡では残念ながらあまり天気は良くなさそう。。。
今日見ましたら(5月18日現在)、曇りという予報でした。近づいてきたので、天気予報の精度もだんだん上がってることとは思いますが、当日はなんとか太陽が見える天気であってほしいと思います。子供たちもすごくすごく楽しみにしているので。
当日に備えて、絶対予行演習しておくべき
太陽なんて、いつも頭の上にあるんだからいつでも見られると思っていたら、意外とそうでもないかもです。
今回の金環日食(部分日食)は、かなり早朝から始まります。(地域によっては6時過ぎくらい)
ということは、太陽がまだ低い位置の状態で日食が始まるので、自宅の周りに建物が多かったりすると、障害物に隠れて見えないという可能性もあります。
当日、太陽を探し回らないために、金環日食(地域によっては部分日食)の時間による見え方をきちんと予習して、実際にどこで見るかを考えておいたほうがよさそうです。
日食の進行の仕方を調べられるサイト
自分が住んでいる地域で、日食がどのように進行するかを調べられるページがあります。
いろいろあると思うのですが、
「2012年5月21日は金環食をみよう!全国市区町村別 金環食・部分日食観測ガイド」
なんかは、地域を細かく指定して調べられるので、とても便利だと思います♪
日食の進行する時間帯(日食開始時刻・金環開始時刻(金環日食になる地域のみ)・最大食時刻・日食終了時刻)や、太陽の高度などについて分りやすく書かれていますので、かなり参考になります。
観測地点からの太陽の見え方をシミュレートできるスマートフォン向けアプリも
スマートフォンのカメラを使って、その位置から太陽を見た場合どのような位置に見えるのかというのがシュミレートできる、金環日食用のアプリがあるそうです。これは便利そうですね~。iphonなどのios向けには無料のアプリがあるそうです。androidにも有料のアプリがあるようです。
「日食観察の準備はOK? ARアプリで視界を確認 – ITmedia + D モバイル」という記事に記載されていましたので、そちらでご確認ください。
- アプリの提供元の一つである「アストロアーツ」の「金環日食2012」特設サイト
こちらも、金環日食に関する情報が満載で、大変役に立ちます。
子どもには正しい観測の仕方をしっかり教える
太陽の観測は、方法を間違えると目を傷めることもあり、大変危険です。
太陽の方を見るときは、必ず太陽観測専用の「日食グラス」を使う
太陽の観測は、必ず専用のグラスを使いましょう。
私が子供の頃は、黒い下敷きなんかで見てましたが(^_^;)、単に「黒いだけ」の下敷きなどで、長時間太陽を観察することはとても危険です。
インターネットなどで出回っている日食グラスの中には、残念ながら安全基準を満たしていないものもあるようです。信頼できるメーカーのものを選んだ方がよさそうですね。
サングラスなどで太陽を見るのはもってのほか。
テレビで言っていましたが、手にした日食メガネが安全かどうかを簡易的に調べる方法としては、
「蛍光灯を日食グラスで見てみて、光が透けるようならアウト」だそうです。
確かに、蛍光灯程度の光が見えるようでは、強力な太陽の光なんてとても安全にさえぎることはできないでしょう・・・。
「日食グラスをきちんとかけてから太陽の方を向く」ように、子どもにもちゃんと言って聞かせようと思います。
ちなみに、今回の日食用に買った日食グラスは、「今年の6月6日、太陽面を通過する金星の観測」にも使えるそうです。せっかく買った日食グラス、有効活用できたら嬉しいですね♪
太陽を木漏れ日など影で観察する方法も
日食グラスなどが無い場合でも、木漏れ日などで、太陽の欠ける様子を観察することができます。
木漏れ日など、狭い隙間をとおって届いた太陽の光は、太陽の形をそのまま映し出します。なので、太陽が丸いときには丸い光。太陽が日食でかけた時は、その欠けた太陽の形の光が地上に映ります。
この現象を応用して、簡単な観測装置を、自分でつくることが出来ます。紙などに小さな穴「ピンホール」を開けて、その穴を通ってきた太陽の光を、地面や建物の壁、別の紙などに映して見る方法です。(※注:ピンホールの穴を通して直接太陽を見るのではありません!)
こちらのページが役に立ちました。
他にもピンホールを使った観測について、書かれているページがたくさんあります。「日食 ピンホール」などで検索すると、たくさんヒットしますよ(^^)
即席「ピンホール日食観測装置」(あまりに雑すぎて全体像はお見せできません)
ここで、うちで即席で作った、めっちゃ雑な「ピンホール日食観測装置」をご紹介しましょう。
ワインの紙パックで作りました。
写真には写ってないのですが、筒の上の部分は四角く開いて、小さな穴(鉛筆の芯の先くらいの大きさ)をあけた紙を貼っています。
紙パックの底の面に、小さく丸い太陽が映っているのが見えますか??
この丸く映っている太陽が、日食のときには欠けてみえるという仕組みです。
牛乳パックや、なが~い筒ならなんでもできそうですね。
「穴」から「太陽を映す面」までの距離が長いほど、大きく映るそうです。
日食までには、改良型を完成させたいと思います。(その時は全体像をお見せできると思います(^^;))
では、この辺で。
しっかり準備して、日食を楽しみましょう!
5月21日、晴れますように♪(「てるてる坊主」も忘れずに。)
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