突然ですが、天体望遠鏡を買ってしまいました。「Vixen ポルタⅡ R130Sf」です!
実は夜空を見上げるのが好きだったりします。私が育ったのは田舎で、晴れた日の夜空は、宝石箱のように星が本当によく見えました。
今でも、日頃から、月の満ち欠けは結構気にかけていて、満月になると、東の空から月が上るのを見ずにはいられません。子供たちといつも見ています。
普段から、書店で売っていたおもちゃみたいな天体望遠鏡で、月をよく見ていたのですが、ふと、ちゃんとした天体望遠鏡で月やら惑星やらを見てみたいな、と思ったのです。先月から今月にかけて、金環日食やら月食やらという天体ショーが重なったのも、「天体望遠鏡が欲しい!」と思う気持ちを大きくしました(^^ゞ
本気で「まともな天体望遠鏡を買おう」と思い立ったのは初めてだったので、天体望遠鏡といっても、どんなものがあるのか全然分らず…。
初めて天体望遠鏡についていろいろと調べ、選んだのが「Vixen ポルタⅡ R130Sf」です。
この記事の目次です♪
とりあえず、今回買った望遠鏡のご紹介
左が今回買った、Vixen ポルタⅡ R130Sf。反射式(ニュートン式)望遠鏡です。
右が、普段使っている「書店で買った子供用のちっちゃい望遠鏡」。
笑ってしまうくらい大きさが違います。でも、右のおもちゃの望遠鏡でも、月ならそこそこきれいに見えるんですよ。倍率は20~40倍なのですが、土星だって、いちおうなんとなく土星の形に見えます。
望遠鏡もデカいが、架台と三脚が重くてどっしり
この望遠鏡が来るまで、結構大きさが心配でした。Vixenの同じポルタⅡのシリーズのA80Mf(屈折式望遠鏡)の実物を店舗で見たのですが、想像以上に大きくてビビった記憶があったので…。
右の写真は、三脚を全く伸ばしていない状態です。小学校1年生のうちの子ども(身長117cm)を一緒に写してみました。
背の高さはいい勝負(笑)??
鏡筒の太さも、写真の子供の胴体と比べると、だいたいの感じが分っていただけるのではないでしょうか。
鏡筒は、大きさの割に中が空洞なので意外と軽いです。
それに比べて、架台&三脚の大きくて重いこと・・・。重い望遠鏡を載せて、高倍率で狭い視野を拡大して見るのですから、少しのぶれも許されないのでしょう。おもちゃといえど天体望遠鏡を使っている私には、分ります。
扱いやすい経緯台と大き目口径の反射式望遠鏡
鏡筒筒「R130Sf」は、反射式天体望遠鏡です。有効径は13cmあります。入門機種で近い価格帯の屈折式天体望遠鏡「A80Mf」だと有効径は8センチですから、口径は大き目です。ちなみに鏡筒の長さは57.5cm。
天体望遠鏡と言えば、鏡筒の後ろの方からレンズを覗くというイメージがありますが、反射式望遠鏡のR130Sfは、鏡筒の上の方についた接眼部分を横から覗く形になります。
ちょっと慣れない感じがしますが、天頂の方に望遠鏡を向けた時は、望遠鏡の後ろから覗くスタイルより、きっと楽だと思いました。
ファインダーの倍率は6倍です。無理のない倍率で、狙った天体を拡大しつつも、パッと見つけられます。ファインダーを覗くと十字に線が引いてあり、真ん中の線が交差したところに目標の天体が来るように、望遠鏡を向けます。
ポルタⅡ経緯台は、鏡筒を持って、望遠鏡の方向を自由に変えられて便利です。手を離した位置で望遠鏡が止まります。あと、縦方向用と横方向用それぞれの微動ハンドルが付いているのもとても便利です。望遠鏡をのぞきながら、ちょこちょこっと、微動ハンドルを動かして星を追えます。
実際倍率100倍くらいで見ると、とらえた星は、目に見えて望遠鏡の視界の中を移動していきます。
微動ハンドルがなかったら、けっこう面倒くさいことになりそうです(^_^;)
これは結構心配…。ぱっくり大きく開いた鏡筒の前面
反射式の天体望遠鏡は、鏡筒の前面にレンズがあるわけではないので、前面はぱっくり開いています。つまり、鏡筒の内部が外気にさらされているわけです(^_^;)
そう、小さいお子さんがおられるご家庭なら、この形状を見て恐怖心を抱かないわけにはいかないのではないでしょうか。こんな風に穴が開いていたら、子供は何か入れたくなりますね。え??うちの子だけですか??
もちろん、使わない時のカバーというか蓋はちゃんと付いているのですが、開いていると知った子供は…。いや、うちの子だけでしょう。。。
実際、話を聞きに行ったお店の方も、そういうトラブルがあるということをおっしゃってました。。。
いくらうちの子でも、もう小学生なので、さすがに、物を入れるようないたずらはしないと思いますけど。(1~2年前までなら分りませんでしたが…)
あと、ホコリとか汚れとか、屋外で使うものなので、夜露とか雨とか…。長年使うとなるとやっぱり心配ですよね。
初心者でも扱いやすくちゃんとした望遠鏡を選びたい…いろいろ調べました
天体望遠鏡にも、いろいろなメーカーのものがあります。
真っ先に思いついたのは、Vixen。
ぜんぜん知らなかったのですが、Vixenって、日本のメーカーなのですね。カタログやWebページを見ても、望遠鏡の種類が多く、使っている人も多そうなので、安心できそうです。
というわけで、メーカーはVixenで決定。
vixenのカタログを見たり、いろいろ調べているうちに、天体望遠鏡のセットは、
- 「望遠鏡(鏡筒)+望遠鏡を載せる架台」の組み合わせ
これで、自分の予算や目的に合ったものを選ぶんだな、ということが分りました。
望遠鏡(鏡筒)の種類
鏡筒(望遠鏡本体)には大まかに分けて、レンズを使って光を集める屈折式と、鏡を使って光を集める反射式(ニュートン式)があります。それと、カタディオプトリック式と言って、屈折式と反射式を組み合わせた仕組みのものも。
それから、望遠鏡の性能には、対物レンズ(屈折式)や主鏡(反射式)の有効径(口径の大きさ)が、大きく関わっているそうな。口径が大きいほど、光を集める力が大きく、高倍率にしたときに、像が明るくシャープに見えるということです。でも、口径が上がるにつれ望遠鏡の値段も上がるので(ついでに重くなる)、ここも悩みどころのようです。
一般的に、初心者には、屈折式がおススメのようです。
なぜ初心者におススメかというと、簡単に言うと「屈折式の方が手間がかからない」という理由からです。
屈折式の望遠鏡の場合は、メンテナンスの必要がほとんどなく、天体観測をしたいと思った時にも、あらかじめ外気温に慣らしたりしたりする手間もなくすぐに使えるというのが利点です。
視界全体が常に安定していて、あらゆる天体の観測に対応するのだとか。
それでは、反射式の方はどうかと言いますと、こちらの方は、望遠鏡の仕組み上、「光軸」が狂いやすいく、調整が必要になったり、望遠鏡の奥の主鏡の清掃はどうするのかという問題があったり、屈折式と比べると、メンテナンスが必要になるということです。
また、天体観測をする際も、望遠鏡をあらかじめ外気温に慣らしおかないと、鏡筒内に気流が発生して、像がゆらいだりして安定しないことがある、らしい…。
しかし、反射式には、屈折式と比べて大口径のものがお手頃な値段で手に入るという、見逃せない利点が!
メンテナンスフリーで見え方が安定した屈折式か、メンテナンスは必要だが、同じ予算なら大口径の反射式をとるか、という選択になるようです。
望遠鏡を載せる「架台」の種類
次に、天体望遠鏡を載せる「架台」の種類ですが、これは大きく分けて、上下左右に自由に方向を変えられる「経緯台」と、回転の軸を固定し、地球の自転(星の日周運動)に合わせて左右方向にのみ望遠鏡を回転させて、同じ天体を追うことが出来る「赤道儀」があります。
さらに、架台には、狙った天体の方向に自動で望遠鏡を向けてくれる「自動導入」や、とらえた天体を長時間にわたり追尾してくれる「自動追尾」などの装置がついている機種もあります。もちろん、値段は跳ね上がります(汗)
経緯台と赤道儀では、赤道儀の方が値段が高くなります。
そして、経緯台も赤道儀も、より大型の望遠鏡を載せられる頑丈なタイプになるほど高額になります。
さらに、「自動導入」「自動追尾」の装備がつくと、値段はもっと上がります。
いろいろ種類はあり、上を見ればきりがありませんが、はっきり言って、「100倍くらいの倍率でちょっと星を見てみたいという初心者」には、ふつうの「経緯台」で十分ではないかと思いました。「長時間露出が必要な天体写真を撮りたい」とかになると、ちょっとそうはいかないですけど。
「経緯台」は組立も簡単で、目に見える天体なら、望遠鏡をパッと天体の方に向けて観測ができます。
天体望遠鏡初心者におススメは、「屈折式天体望遠鏡+経緯台」
「天体望遠鏡+架台」の値段は、本当にピンキリなのですが、いろいろなサイトや書籍をみてみると、どこでも初心者にイチオシの機種として登場するのが、右の写真。
「経緯台のポルタⅡ+屈折望遠鏡のA80Mf」のセットです。
右の写真はカワイイですが、初めて実物を見たときは、おっきくてびっくりしました。
ポルタⅡの架台+三脚は、よく見るカメラの三脚なんかと比べるとすごくガッチリしてますし、上に載ってる望遠鏡「A80Mf」も、意外と太くてめちゃ長いです。(対物レンズの有効径は80mm、鏡筒の長さは86cm)
ネットだと、値段的には4万円前後くらいからでています。(2012年6月現在)
家のベランダで、気軽に月や惑星を見たいという天体望遠鏡初心者には、間違いのない機種だと思います。
最終的に、ポルタⅡの「A80Mf」と「R130Sf」で迷う
どこで調べても、店の人に聞いても、初心者に一番のおススメのは上記の「ポルタⅡ A80Mf」です。
扱いやすい&頑丈な経緯台に、メンテナンスフリーの屈折望遠鏡「A80Mf」。対物レンズの有効径も8㎝と、今まで使っていたおもちゃの天体望遠鏡とは比べ物にならない大きさです。
私も最初はこれに決めようと思っていました。
しかし、少しだけ値段をあげると、有効径が13cmと大きな反射式望遠鏡の「ポルタⅡ R130Sf」が買えます。
素人なんでよくわからないけど、口径の大きいのはいいような気がするなぁ。星団や星雲をみるならこっちがおススメとも書いてあるし…。でも、反射式か~、大丈夫かな~~~。
と、わたしの苦悩が始まりました(苦笑)
初心者に扱い安い「A80Mf」か、口径が大きい「R130Sf」か…
始めは「ポルタⅡ A80Mf」に決めていた私でしたが、数千円高いですが、口径の大きい
「ポルタⅡ R130Sf」も、魅力的に思えてきた私。
家のベランダなどで、月や惑星中心に見るのなら、「ポルタⅡ A80Mf」の方が向いていそうです。有効径は8㎝とR130Sfに比べると小さいですが、焦点距離が長く、暗くなるとしても倍率はこっちの方あげやすいのかもしれないですし。
(倍率の計算は、倍率=焦点距離÷接眼レンズの焦点距離)
しかしながら、もし、ちょっと空が暗くてきれいなところへ遠征して見れるとしたら、口径の大きい「ポルタⅡ R130Sf」の方が、星団・星雲が明るく見えて楽しいかもしれない…。でも、そもそも、光軸が狂いやすいとかなんとか、デリケートそうな反射式の望遠鏡を車に積んでっても大丈夫なのか…。
とか、色々、イロイロ、考えて、結局自分で決められず、夫にアドバイスを求めました(^_^;)
何の予備知識もない夫に聞いてみたところ…
「そ~んなもん、口径が大きい方がええんに決まってるやん。カメラやってレンズが大きい方が絶対ええんやから。」
夫からは、あっさり、こんな返事が返ってきました。
ちなみに、夫には天体望遠鏡の知識はまったくありません。
しかし、この直感的で無責任なアドバイスには妙に説得力があり…。
私は、「ポルタⅡ R130Sf」を買うことに決めました。
この選択は吉と出るのか凶と出るのか分りませんが、今まで覗いていたおもちゃの天体望遠鏡と比べると、少なからず感動があることは間違いありません。
大切に使いたいと思います(^^)
後日、実際に望遠鏡で天体を見てみた感想などを書きたいと思います。
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めめさん、初めまして!
京都在住のヒロと申します。
天体望遠鏡の事を色々調べていたらこちらにたどり着きました。
実は私も天体観測には興味あるのですが、本格的な望遠鏡は持っていません。
私もビクセンの望遠鏡を購入しようと考えておりますが、
めめさんお持ちのR130Sfは初心者でも大丈夫ですか?
反射式は光軸がズレ易く常に調整が必要と聞きます。
私もA80Mか、もう少し奮発してED80Sfにした方が良いのか悩んでいます….。
私としては大きく見えるR130Sfが第一候補なのですが
利点、欠点など色々ご教授頂けましたら幸いです。
先輩、宜しくお願いします。m(__)m
藤本さま
コメントありがとうございます♪
私も天体望遠鏡は初めてでしたが、使い勝手は、ビクセンのR130Sfでも慣れれば全然問題なかったですよ。ほかの望遠鏡を使ったことがないので、比較はできないのですが・・・(^-^;
「光軸がずれやすいのでは?」「ずれたらどうしたらいいんだろう?」ということを心配しますが、今のところ全く問題ないです。最近「福岡→千葉」という長距離の引越しをしまして、望遠鏡も他の荷物と一緒に運んでもらいましたが、光軸がずれたということはありません(素人なので細かいレベルでは分かりませんが…)。
一つ気になるとすれば、望遠鏡の前面が開いているので、中の主鏡に少しですがホコリがついてきています。使わないときには常に蓋をしているのですけどね、ウチがホコリっぽいのでしょうか(^^;ホコリが少々ついたからって見えにくくなるわけではありませんが、やっぱりピカピカにしたいと思ってしまいます…。
専門店で「初心者なのですが」と相談すれば「屈折式」を一番に勧められると思いますが、R130Sfは月や惑星もよく見えますし、条件が良ければ都会でも星雲・星団もそこそこ楽しめます。家で置きっぱなしにして使う分には何も不便は感じておらず、比較対象の望遠鏡を持たない私としては、この望遠鏡で十分満足してます。
素人なのでアドバイスはできませんが、参考になればうれしいです。後悔の無い選択をされてくださいね!
めめさん。
アドバイスありがとうございます。
早く星が見たいのを押し殺してじっくり考えて
悔いの無い選択をしたいと思います。
今月中には購入して、家族で観測に行けたらなぁ〜と思っています♪
これからが天体観測に持って来いの季節になりますからね♪
ありがとうございました。m(_ _)m
めめさん。
ありがとうございます。
早く星が見たいのを押し殺して、じっくり考えて悔いの無い選択をしたいと思います。
年内には家族で清里高原辺りまで遠出観測に行けたらなぁ~と思っています♪
これからが天体観測に持って来いの季節になりますから♪
でもR130Sfは見た目もカッコいいですよね!
反射式の入門機には最適かもしれませんね。
上を見ればきりがないので、高い物はもっと上達してから考えればいいと思いました。
ちなみにこれは鏡筒のケースは無いんですよね・・?
ED80Sfにはアルミケースが付いているそうですが・・。
車で移動の時にむき出しでは心配ですね・・。(^^;
何はともあれ何かを購入する前って言うのはワクワクします♪
また色々お聞きするかも知れませんが宜しくお願い致します。
ありがとうございました。m(_ _)m
藤本さま
家族で星空観測のために遠出とは羨ましいです!
確かに…R130Sfには専用ケースはありませんよね。
私は、購入した時に鏡筒を固定してあった発泡スチロールを捨てないで置いています。引越しの時も、その発泡スチロールにパコッとはめて紐で固定しました。
何に入れて持っていくのか。外出に持っていくとなると悩ましい問題ですよね…。
同じR130Sfを去年購入した者です。調べ物で「R130Sf」を検索してこちらに辿り着きました。
***
とっても面白く興味深くて、望遠鏡関係の記事を全部一気に読ませていただきました。自分も初心者なので「R130Sfあるある」的な内容にすごく共感します!
***
うちは中学2年(今は3年)の娘に買いました。埼玉県の秩父なので、比較的星もキレイなんでようか。月・木星・星団にすごく感動してくれて、買った甲斐を感じました。でも、めめさんの記事を読んで「もっと幼い頃に買ってあげればよかったかなー」と思いました。
***
何よりご本人がピュアに天体観測を楽しんでらっしゃるので、その気持ちがお子さんにいい意味で伝染してる部分もあろうかと思います。感性豊かで行動力(買っちゃうっていうw)あるご両親に育てられ、お子さん幸せですね(*´∀`*)
***
自分もR130Sf、というか反射式を買って正解だったと思っています。横から覗くとかは慣れの問題ですし、自分はむしろ横から覗く感じがいかにも天体観測っぽくて(?)好きだったりします。将来モータードライブを買う可能性も考えて赤道儀にしたのですが、これも今のところめめさんのおっしゃる通り経緯台で十分だと思います。
***
自分たちはまだ「定番」である土星を観ていません。先日娘と「そろそろ土星イク?」という話になって調べたら、今は太陽に近くダメな時期でした。こちらのブログを参考にさせていただいて、おいおい土星やオリオン大星雲にチャレンジしてみます。
***
大変参考になり、かつ心温まるブログ、ありがとうございました。
コイケユタカさま
とっても嬉しいコメント、ありがとうございました♪
中学生の娘さんと、夜空を見れるなんて仲がいいんですね♪とても素敵です。
赤道儀にされたんですね。すごい!将来的にもっと大きな望遠鏡も載せられるし、いいなぁ…。土星をまだ見られてないってことですけど、土星はあの「輪っか」にやっぱりテンション上がります。早く見れるといいですね!でも、個人的には木星とガリレオ衛星のセットも、とても好きですけどね。
空のキレイなところにお住いのようで羨ましいです。福岡から千葉に引っ越してきたのですが、千葉のいま住んでいるところは、視界はひらけてるんですが福岡以上に空が明るいです。特に、地平線に近い低い位置は、昼間みたいに明るくて絶望的です。。。最近は子供たちと月を見るくらいで、星団を探すところまではなかなか…。
今度また真夜中に起きて星を見てやろうと企んでいます。夜中だと空気も澄んでいるし、町の灯りも少ないですからね…。
それか、やっぱり、ちょっと遠出して空が暗くて星のキレイなところで見てみたいなぁ。これには夫の協力が必要なので、だんだんその気にさせなくては…。家族でキャンプに出かけるときに望遠鏡も積んでいきたいと思うのですが、なんせ荷物が多すぎて…。どう頑張っても望遠鏡を乗せるスペースがなくて、毎回諦めてます。いつか「星のため」だけに遠出したいもんです。。。
めめさん、こんばんわ!
遂に望遠鏡購入しました♪
結構長い間悩んだ挙句、京都にある望遠鏡専門ショップ「国際光器」がお勧めで販売している
「RFT-120ハッピーセット」と言うケンコー製の120mm屈折式望遠鏡にしました。
国際光器は京都市内にありまして、我が家から車で30分程度の場所にあるとの事で、
実際にモノを触って決めようと思い家族総出で出撃しました。
日中でしたが、望遠鏡にフィルターを付けて太陽観測をしてくれたり、
山の景色を見せてくれたり、操作の仕方等も色々教えて頂き目が点の連続でした。
ついでにコーヒーも入れてもらって。(笑)
驚いたのが、太陽観測専用の望遠鏡(口径80mm位で9万円程度)を覗かせてもらって太陽のフレアが見れた事です!
直径5cm位の真っ赤な太陽が映り、5mm位の巨大フレアが3本はっきり見えたんです♪
5cmの太陽に5mmのフレアって相当巨大ですよね!
地球なんて完全に飲み込まれる大きさです・・。(^^;
太陽望遠鏡欲しい~~!
で、お勧めのセットはと言いますと、屈折式で120mmなのに結構安価で不安(安かろう悪かろう。しかも種類によって粗悪品が多数出回るケンコー製)って事もありましたが、実際にモノを見せてもらって不安は解消でした。(このクラスは大丈夫な様です。しかもショップで検品もしてくれているとの事でした。)
最後までR130Sfと悩んでましたが、R130Sfがamazon販売価格程安く出来ないって事と、
国際光器オリジナル250mm反射式(馬鹿デカイ)が7万円以下で購入出来るって事と、今後色々お世話になれると言う利点も考慮して、
今回はR130Sfを断念し、とりあえずSE-120とビクセンポルタⅡ経緯台とのセットに決めた次第です。
残念ながら家に帰ってきたのが夜になってしまったので、明るいうちのファインダー調整が出来ず、しかもそのまま翌日出張となりまして、我が家の新しい住人はデカイ段ボール箱に入ったままです・・。(苦笑)
今週末ようやく月が観れますかね・・。あと木星と。(これでは5円玉の穴程度だそうですが)
またショップ主催の星空観賞会も随時開催している様ですので色々参加してみたいです。
これでやっとスタート位置に立てました。
とは言えまだまだ知らない事ばかり・・。また色々教えて下さい。
何を隠そう望遠用の購入に踏み切ったのは、めめさんのこのブログの影響でもあります。(笑)
PS:最近「宙Girl(そらガール)」と言われる女性天文ファンが増えているそうで、
ショップにも3組いらっしゃってました♪めめさんも宙Girlですね!
うちの嫁と娘も近々・・。(^^)
長々と失礼致しました。m(__)m
藤本さま
お久しぶりです!コメント承認&お返事がおそくなりましてすみませんm(__)m
ついに望遠鏡を買われたのですね!おめでとうございます!!
「RFT-120ハッピーセット」12センチの屈折望遠鏡とは贅沢な・・・と思い、すこし調べてみたらお手頃価格ではないですか。扱いやすいという屈折望遠鏡で、その口径と価格、羨ましい限りです。
25センチの反射望遠鏡が7万以下というのも安いですよね。いつかそんな大きな口径の望遠鏡も欲しいですね。国際光器さん私も覚えておこうφ(..)メモメモ。。。(実は私、実家は関西なので)
千葉県の私がいま住んでいるところは夜中も空が明るくて、星雲までは厳しそうな気がするんですが、それなりに楽しんでます(*^^*)
最近は月を中心に見ていますが、日暮れの少し後に金星がピカーッと光っているので、ちょっと見てみましたら、月みたいに欠けているのがよく分かって面白かったです。あと、昼間に、窓から見える富士山を見てみたら、これがまた面白かった。逆さに見えますが・・・。
家族で星空、楽しそうですね。うちは主人があんまり興味ないので、子供たちとひっそり楽しんでますが、いつかは、星空のキレイなところへ望遠鏡もって行ってみてみたいもんです。
また、なにか面白いことがあれば教えてくださいね!
追伸。
宙Girlですか。Girlと胸張って言えるトシではないので宙オバさんってとこでしょうか・・・。頑張ります。(何を?)
宙Girlめめさん、こんばんわ♪
早速のお返事ありがとうございます。
そうなんですよ!
120mm屈折式と聞けば「絶対高い!」となる訳なんですが、
これはとてもリーズナブルなんです。
更に経緯台をビクセンでは無く、国際光器オリジナルの物なら
更に5000円安いんです。しかも鏡筒、経緯台専用BAG付です。
僕は内緒で別売のビクセン経緯台専用BAGも付けてもらいました。
(口外してしまいましたので内緒じゃ無くなってしまいました・・。)(^^;
オリジナル経緯台は丈夫で10kgまで(ビクセンポルタⅡ経緯台は6kg程度)の鏡筒を装着出来るそうですが上下左右動作に若干のバックラッシュがあるそうです。(素人では分からない程度かも。)
僕は将来的に赤道儀や反射式も考えたいので応用可能なビクセン経緯台のセットにしました。
このSE-120は焦点距離が600mmなので口径120mmの割には5kg程度と軽いんです。
ただ、やはりアクロマートの屈折式・・。
どうしても色収差が出てしまいます。天体の境目が若干青く見えるみたいです。
(これも素人目には気にならない程度だそうですが・・。)
何はともあれ、出張から帰る今週末が楽しみでなりません。
晴れたらいいのですけど。
めめさんのお宅からは富士山が見えるんですね!
羨ましいです。今は紅葉も綺麗ですからね♪
これからは山頂に雪も積もるし♪
ご実家へ帰省の際には是非国際光器さんへ出向いて下さいね。
コーヒーを飲みながら色々教えて頂けますので。
小さいけどとてもアットホームなSHOPですよ♪
大阪の望遠鏡SHOPの「KYOEI」にも商品を卸しているそうなので業界では老舗です。
決して押し売りはしないSHOPなのでご安心を。(笑)
僕もこれから入り浸りになりそうですが・・。(汗)
PS:金星凄く光ってますね!木星も見えているしアイソン彗星も迫ってますし、
この時期は最高ですね。土星が太陽に重なっているのが残念ですが・・。
藤本さま
おはようございます♪宙Girlのめめです♪
とてもよいお買い物をされたようでほんとよかったですね。出張から帰られる今週末、晴れればいいですね!
土星は今見えないけど、逆に木星が見えない季節には土星が見えるので、交代ってことでいいんじゃないでしょうかネ。木星はたぶん模様がうっすら見えると思いますし、4つのガリレオ衛星が宝石みたいに木星の周りでピカピカひかってて、とってもかわいいですよ。早く望遠鏡で見てみてくださいね!
12センチのお手頃価格の屈折で、実際どんなふうに見えるのか、ぜひまた教えてください。
経緯台のバッグももらったのですか~。あると外に持っていくのにもいいでしょうね。望遠鏡のセットをどうやって運ぶのかっていうのは結構悩むと思うので。。。車に積んで移動→野外で使用となると、ますます、屈折式の方が気を遣わなくていいような気もするし、ほんと羨ましいです。
今度買うなら、似たような口径ではなく、やっぱりもっと大きな口径が欲しいと思うんだろうなぁ。。。なので、また反射式になるような気がします。いつになるか
分かりませんが・・・。
富士山、夏に引っ越してきたときには見えるなんて全然気づかなかったので(遠いのでかなり条件がよくないと見えないのです・・・)、初めて見た時には本当にびっくりしました。その時はまだ雪のない富士山だったので、富士山ぽくなくて、「本当に富士山なのか?」とネットで調べまくりました。寒くなってきてからは、見える確率がぐんと上がって、最近は雪のかぶった「まさに富士山」っていう富士山が見えるので毎日楽しみです。
藤本さんの天体観測、頼りになるショップも近くにあって、深みにハマっていきそうですね(^^;
また楽しい報告お待ちいたしております♪