手作り望遠鏡に挑戦。まだ間に合う!夏休みの自由研究。

望遠鏡をかまえる息子
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夏休みの宿題。実は、小3の上の子の「自由研究」がまだ終わっていませんでした(^_^;)

もう時間もあんまりないことですし、先日ご紹介した、「ぷよぷよ卵」のことを写真付きでレポートにしてもいいかなぁ、と思っていたのですが。ここへ来て、子供が「やってみたい!」というものがまた見つかってしまったので…。

何かと申しますと??それは、「手作り望遠鏡」です。

う~ん…なるほど。最近天体望遠鏡にハマっている私としましても大変興味のある分野です。。。

学研のサイトを参考にしました

今回作成した手作り望遠鏡は、学研のサイト、

というページを参考にさせていただきました。Googleで「自由研究」というキーワードで検索すると、このサイトが一番上に表示されますので、見られた方も多いのではないかと思います(^^)

これから、身近な材料で「手作り望遠鏡」を作ってみたいという方は、是非参考にされるとよいと思います。

材料と作成の手順

用意したもの(材料)

全て100円ショップで手に入るものばかりです。作ると決めてから大急ぎで買いに行きました(^_^;)
手作り望遠鏡材料

  • 工作用紙
  • 拡大鏡(かくだいきょう)3個
  • 度数+3.5の老眼鏡のレンズ1個
  • フェルト
  • 両面テープ,セロハンテープ

拡大鏡の大きさ

これには、実はかなり、迷いました。

学研さんのサイトの作り方を見ると、結構大き目の「拡大鏡(虫眼鏡)」が使用されているようでした。しかし、まさにコレ!と言えるようなサイズの「拡大鏡」が、私の行った100円ショップにはたまたま無く…。

小さ目でもよいのか、それとももっと大きいのにしても大丈夫なのか、選ぶ拡大鏡によって、ピントの合う距離がものすごく違ってしまったらどうしよう…と、めちゃくちゃ迷いました。

拡大鏡

で、結局買ったのは、直径6㎝強で倍率は2倍のタイプです。結果的には、これで問題はありませんでした。

手順(試行錯誤しながらなんとか…)

作り方は、マイ望遠鏡で星空を見上げよう | 夏休み自由研究 | 学研キッズネットの通りです。

①接眼部をつくる(ピント調節の仕組みを含む)

  • 拡大鏡3枚を重ね、セロハンテープで一つに張り合わせる。(これが接眼レンズになる。今回はレンズをピッタリとくっつけるため邪魔になった真ん中のレンズの持ち手は外しました。)
  • 重ねた拡大鏡の周りにフェルトを両面テープで貼り付ける
  • 長方形に切った工作用紙を丸めて筒状にする。(あらかじめ、拡大鏡の柄の部分を出す切り込みを入れておき、拡大鏡を中にセットして筒状にする。)

※工作用紙のサイズは、うちの場合、「縦43㎝×横24cm」にカットしました。縦43㎝は、そのまま望遠鏡の長さになります。横24cmは、望遠鏡の周径(フェルトを巻いた拡大鏡の直径約7㎝×円周率=およそ22㎝)+のりしろ2㎝の寸法です。

  

②対物レンズ側を作成して、合体させる準備

  • あらかじめ拡大鏡で型をとっておきます(気持ち大き目がよいかと思います)。
  • 工作用紙を写真のような形にカットする。老眼鏡のレンズの型を取って、一回り小さめにカット。裏側から、レンズをテープで張り付ける。
  • 組み立てて、①で作った筒にかぶせる蓋のような形に。①で作った筒の「②と合体させる部分」には、抜け防止のためのフェルトを巻いておきます(両面テープで)。

※こちらの工作用紙の「老眼鏡のレンズを張り付ける円の部分を除いた」寸法は、「縦6㎝×横25cm」にカットしました。①にふたをするようにかぶせるので、①の筒よりやや太めに作るために横の寸法は、①より1cm大きく25cmにしました。

 

③ ①と②を合体させて、一応完成。お好みで飾り付けを施すもよし。

手作り望遠鏡出来上がり
工作用紙むき出しで愛想がないですが、機能的にはこれで完成です。

小3のうちの子には、一人で作るのは、細かい作業が多くやや難しかったです。型をとったり、細かいところの作業は親の仕事となりますが、子供ができるところもたくさんあるので、一緒に作業できて楽しめました。

高学年になってくると、試行錯誤しながら自分で全部できるのではないかと思いました。

うちの子は、これに、布を貼ったり、色紙を貼ったり、飾りを施して学校へ提出するつもりです♪

こんな風に見えます♪

さて、どんな風に見えるか気になりますよね。

こんな風に見えます~。

手作り望遠鏡の見え方

福岡タワーを見てみました!(望遠鏡を覗いた地点から福岡ドームまでは、直線距離で4km弱くらいです。)

像は逆さまに見えますが、ちゃんと拡大されてみえます。視界の真ん中は、けっこうはっきりくっきり見えます。

老眼鏡のレンズの形に浮かび上がった景色が、なんとも手作りっぽくってかわいいでしょ?

満月も見ました♪

この望遠鏡を作ってすぐ、夜は、たまたま、満月でした!

倍率は高くないですが、月もちゃ~んとキレイに見えましたよ。

子供も、いっしょにつくったこの望遠鏡がちゃんと見えることに、非常に興奮していました。

工作自体は1時間くらいで終わりますし、おすすめです♪


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5 件のコメント

  • 簡易型望遠鏡のコーナーに2つ、老眼鏡を
    使う天体望遠鏡がありますね。
    一つは凹レンズになったガラスのコップと
    老眼鏡を使う天体望遠鏡。
    それにこの天体望遠鏡。
    それぞれの倍率はどのくらいになりますか。

    • 山口さま

      コメントありがとうございます!

      手作り望遠鏡の倍率についてのご質問ですが、私では、お役に立てそうにありません。申し訳ございませんm(__)m

      私が子供の工作に作った望遠鏡は、凸レンズどうしを組み合わせる「ケプラー式」、山口さまがおっしゃっている凹レンズと凸レンズの組み合わせの望遠鏡は「ガリレオ式」の望遠鏡、ということになるかと思います。

      それぞれの望遠鏡で、倍率を求める方法はあるとは思うのですが、私が不勉強なもので、私が作った望遠鏡の倍率が何倍になるかは、正確にお伝えすることができません。また、凹レンズを使った望遠鏡の方も、どのくらいの倍率になるかは実際に作ってみたことがありませんし、よくわかりません。こんな回答で、申し訳ないですm(__)m

      ただ、私の作ったタイプの望遠鏡で言えることは、接眼レンズと対物レンズの組み合わせによって、倍率も、接眼レンズと対物レンズの(ピントの合う)距離も変わってきますので、工作するのにちょうどいい長さの望遠鏡を作るのに適したレンズの組み合わせはあると思います。

      私の場合は、記事に書いております「老眼鏡」と「虫眼鏡」の条件で、手ごろな長さの望遠鏡ができた、ということで見ていただけるといいかなと思います。

      お役に立てなくてごめんなさい。
      ご訪問、コメントいただきましたこと、感謝いたします!

  • 拡大鏡3枚を重ね、セロハンテープで一つに張り合わせる(これが接眼レンズになる)

    これ、二枚しか貼り合わせてないように見えるのですが…

    • 田代さま

      コメントありがとうございます。

      お返事が大変遅くなり申し訳ございませんでした。

      ご指摘の件ですが、接眼レンズとなる拡大鏡レンズを重ねた部分ですが、拡大鏡の持ち手が二本しかないため、確かに2枚に見えますね^^;

      実際には、確かに拡大鏡を3枚重ねておりまして、レンズどうしをぴったりとくっつけるため、3枚のレンズうちの真ん中のレンズの「持ち手」を取り外しています。

      分かりにくくて申し訳ありませんでした。本文にも付け加えておきたいと思います。

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